書籍紹介
子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています
著者は「稀な難病にかかった大学院生女子、現在26歳」だ。全身に炎症を起こす原因不明の自己免疫疾患で、薬で抑制して付き合っていくしかない。 福島県の山間の集落に育ち、フランス哲学にあこがれ東京の大学に入学。だが、ビルマ(ミャンマー)難民と出会い、難民支援活動にのめり込む。ビルマの開発と人権をテーマに卒論を書き、ビルマの地域研究をするため大学院に進んだ。 「難民研究女子」に異変が起きたのは2008年...
2011/12/01
宗教を研究してきた著者が80歳になり、「性根を据えて自分の死と向き合わねば」と考えたとき、いのちの最後の締めくくり、人生のけじめとして浮かんできたのが「始末」という言葉だった。 死にいたるきっかけは自分で決めることはできないが、死期が近づいてきたと自覚できるときは、「断食のようなかたちでそのときを迎えたい」と言う。死にたがっているのではなく、「いよいよのときというのを、自分で決定したい」という死...
2011/12/01
哲学が専門の著者が、「生きがいが見つからない」、「いい恋愛ができない」、「ほんとうの友だちが欲しい」、「容姿が気になる」といった若者の悩みに、少しでも楽になるように処方箋をアドバイスする。 処方箋のなかには、いくつか気になる言葉もある。 「これからの社会は労働環境だけを見ても、介護士のように就労とボランティアのグレイゾーンにあるような職種もふえ、この先とても流動的になりそうです」。 「思いどお...
2011/12/01
栗本薫という名で『グインサーガ』シリーズ(早川文庫)でも知られる著者は、2009年5月に亡くなった。 本書は最初、「下部胆管癌」と宣告されて入院、手術した日々を退院後の2008年1月17日から2月17日にかけて執筆されたもの。 17年前に乳がんの手術を経験済みだったが、まず、朝からたくさんの検査があるのに面食らったと言う。悩ましかったのは「点滴する人の技術」で、痛かったり、点滴の液が漏れたり.....
2011/12/01
「五七五七七」の31文字の短歌の世界には、結社というシステムがあり、毎月作品の締切があり、選ばれたり、添削されたりするそうだ。 そこには、有名無名を含めて膨大な歌人が存在すると著者。 もともと近代短歌は「恋愛」と「挽歌」がテーマで、「老いというステージを想定していない」ジャンルだったとのこと。 だが、超高齢社会に突入した日本で、「老いの時間」は拡大・膨張を続けており、「高齢歌人」が急増してい...
2011/09/17